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ご家族と特性の理解と配慮を話し合う

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教育的ニーズに応えられる環境を たすく札幌に通っている子どもたちは、様々な学びの場に所属しています。それは、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校などであり、連続性のある多様な公共の学びの場です。できる限り一人一人の教育的ニーズに応えられる機会が求められています。 しかし、ご家族は、その基本となる『子ども理解』についてお困りになっています。だから、私たちは、ご家族が「子ども理解に基づく子育て」が実現できるように、アセスメントをとおして、特性の理解と配慮を話し合っています。

一堂に会するアセスメント 今回は、ある中学生のアセスメントの一部をご紹介します。先日、特別支援学級に通う中学生のご家族とアセスメントを実施しました。そこでは、一年間の成果と機能的な目標の再評価をテーマとして,J☆sKeps™の各項目及び全体的な状態像を明らかにしていきました。 また、思春期に入って自我の芽生が著しかったので、本児との関わり方や、お父さん・お母さんの役割を確かめていく機会となりました。 👉相談申込み  https://tasuc.com/school/sapporo/
J☆sKepsTMは,たすくの療育の柱J☆sKepsTMは,子どもが,多くのことを学ぶための基礎であり、中核であるポイントをまとめたものです。アセスメントをとおして、J☆sKepsTMの「平均点」と「アンバランスさ」,「強み・弱みと芽生え」を確かめていきます。また,適した療育の形態を評価することもできます。そうすることで適切な環境を判断して、「静態的な環境」から「流動的な環境」へステップアップしたり,社会性の学習を重視したりするように切り替えることができます。

1年間の成果を確かめるアセスメント中の本児は、活動中に終了時間を意識したり,個別化された環境下で自主性が高まったりすることが、当たり前に実行できるようになりました。そして,他者とやりとりしながら課題を遂行する力が伸びてきました!そして、身体づくりの成果もみられましたね。特に、行動指標が自覚されていると、つぶやきながら実行する癖がついてきました。
 この一年、丁寧に進めてきたJ☆sKepsTMアプローチによって、昨年芽生だった「セルフマネージメント」と「表出性のコミュニケーション」が伸びました。いよいよ平均点が3点を超え、より多くのこと習得するために、人…

家庭生活もアセスメントする

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子ども理解に基づく子育てにむけて私たちは、アセスメントを基軸にした療育・療育・支援の提供しています。それは、私たちは、ご家族が「子ども理解に基づく子育て」が実現できるようにすることを目指しているからです。今年度は、8月から12月まで、毎週アセスメントが予約されていて、ワクワクしています。 さて、アセスメントは、年度ごとに大きなテーマを持って臨みます。長く療育を続けていく中で、確実に評価改善を重ねていくためです。お子さんとご家族ごとに、困っていることや目標に定めたことは違います。その1つ1つに誠実に答えていくことを、創業以来13年続けていました。アセスメントは、いつも新しい発見があり、感動があり、目標が見つかります。その一場面を紹介します。

家庭訪問から始まるアセスメント 青年期をむかえたメンバーのアセスメントでは、家庭訪問から始まります。「朝から家庭訪問ですか?」と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんね。そうなんです!今は、ひと昔前と違い、地域で暮らすことを基本に、様々な支援が組み立てられています。たすくメンバーは、「将来、好きな街で、役に立つ仕事をしながら暮らすこと」を望んでいるので、生活スキルの獲得が重要になります。また、移動スキル(徒歩・公共交通機関)の獲得は、仕事のみならず、レジャーでも必要になります。だから拠点となる家庭生活を整え、日常生活を遂行の状況を評価改善することを重要視しているのです。
自分でしているADLのチェック 男性は、知的障がいのあるASDがあります。8年間お付き合いしているご家族です。このアセスメントでは、「子ども理解に基づく子育て」のモデルケースとも言えます。 朝の1時間で、子どものキャラクター、学習スタイルを捉えられた支援がチェックできました。それは、過去のアセスメントの中で『(言われれば)できるADL』と評価されていたものが、今回の家庭訪問では『(自分で)しているADL』として確認できたからでした。例えば、以下のようなものです。 ・時刻によるスケジュールの実行が習慣化している   (食事時間、身支度の開始、出発時間など) ・家族の役割があって、毎朝こなしている   (朝食の準備、布団あげ、ペットの餌やりなど) ・出発までの身支度が、無駄なく遂行している   (着替え、荷造り、マスクなど) ・体温、血圧の計測が定着している   (健康…

自ら観察して考える時間

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早期発達支援では、課題学習・親子体操・社会性の学習の3つのプログラムがあります。そのプログラムは、1回90分で、3人ずつの就学前のお子さんと、ご家族が参加します今日は、ある1日の年長クラスのご家族との学びをご紹介します。

親子体操のあと…それは、親子体操の1つが、終わったときに起こりました。子供たちは、上手にできたという達成感で、ちょっと気分が上がり気味。とっても喜んでいました。本当に上手にできたんですよ〜(^^)
そして、次の予定には、ストレッチ用マットを片づけのあと、ボール運動が提示されていました。それにいち早く気がついていたA君は、自分が使ったマットをくるくると丸め始めたのです。でも、B君は、まだ嬉しい気持ちが湧き出ているようで、お母さんとその思いを共有しています。(本当に上手にできたので、嬉しい気持ちが伝わります)

Bくんは何がしたかったの?そのときです。Aくんは、ちょっと周りを見た後、一瞬どうしようか考えて「やってあげよう」と1つ残っているBくんのマットをクルクルと丸めてくれました。
でも、そのとき、Bくんは、一目散に駆け寄ってきて、マットの上に伏せて、半べそ状態で固まってしまったのです。Aくんはびっくりして「どうしたの?どうしたらいいの?」と困惑した表情です。そして、ちらっとお母さんを見ていました。

何をしているか分かるかな?さあ、このシーン、どうやって対応しましょう?僕は、こうした場面は、Aくん・Bくんにとっても重要な場面だと考えます。これは、普段の幼稚園や保育園でもよくあるシーンですよね。
今回は、こんなやり取りをしたのです。
療育者「Bくん、どうしたんだろう?何している?」Aくん「・・・。(スタッフの顔を見る)」療育者「マットを片付けたら、Bくんがきたね」Aくん「うん、Bくん、あっち来た」療育者「Bくんは、何してるだろう?」Aくん「・・・。分かんない」療育者「Bくん、寝ているのかな?泣きそうなのかな? 何してる?」Aくん「Bくん、泣いている」療育者「そうだね、泣いているね。どうして、泣いてるんだろうね?」Aくん「・・・(スタッフの顔を見る)」

“子ども理解を深める”親子教室

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親子教室で“理解を深める”たすく札幌の 早期発達支援プログラムは、“お子さんを理解する” ことを最も大切にします。そのプログラムは、1回90分(1グループ3人)の“親子教室” で、週1〜2回参加されるご家族が多いです。

早期プログラムは関係性が伸びる2020年ももうすぐ上半期を終えます。早期発達支援プログラムは、ご家族がお子さんの行動の意味がわかり、親子のかかわりが豊かになり、本当に子どもの関係性・認知・行動が変化します。

先日の年少クラスでは、人とものとの機能的な役割の理解が伸びています。例えば、親子体操で「お母さんと自分の役割」を分かって関わったり、課題学習で「先生と自分の役割」を分かって、自己表出したりできるようになりました。

また、年中クラスでは、自己表明する力が伸びています。それは、友だちとの関わりで固まってしまったり、ちょっとうまく言えなくて泣きそうになったりしていたのが、身近な大人やその相手(友だち)に、「僕は、〜」と主観を言えるようになっていることです。














子どもの育ちを支援する幼児期は、認知力も、関係性も、ぐんぐん発達する時期です。でも、成長するには適切な刺激が欠かせません。子どもにとっての刺激は、《関わる人》と《学ぶ環境》です。大人が、子どもの育ちの支援するキーパーソンです。
発達支援室では、子ども理解を深めたご家族と専門家が、構造化された場面で展開されるプログラムをとおして、適切な刺激を提供していきます。そして、『子どもの育ち』を支援しましょう。

WEBで熱意ある家族と支援者の集い

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たすく札幌では、主催研修会を行なっています。
7月11日、第3回J☆sKeps研究会『一貫性と継続性のある支援』を開催しました。

支援をつなぐ仕組みを創る 全てのたすくメンバーは、アセスメントの実行を基軸としてカテゴリー10を作成します。これは、情報のカテゴリーを10個に絞ることで、優先度の高い情報を整理しやすいように構成しています。そして、青年期には、カテゴリー10からポートフォリオへ組み直して、意思決定を支援するツールとします。












オンラインでもたすくセミナーの醍醐味を 従来の研修スタイルは、研修会場でご家族や支援者が一堂に会して、
理論編+実践報告+ワークショップを組み合わせた構成で、熱心に議論を交わしています。
しかし、コロナ禍で新しい生活様が求められる中で、残念ながら集まれません。

2020年度の研修は、すべてオンライン講座として開催することにしました。
そうした条件下でも、私たちの研修会の醍醐味である、
「熱心なご家族と支援者が熱く語りあうスタイル」を維持したい!と思って準備しました。


鎌倉・横浜・豊橋・鹿児島からもご家族が参加 実践報告は、2名のご家族にご協力いただきました。小学1年生と中学部3年生のご家族とともに、メソッド1〜8に沿った実践報告です。子どものアセスメントに基づく環境調整、特性の理解、機能的な目標への取り組みの実際を動画を組み合わせて紹介です。

 ご家族との協働実践は、とても参考になることが多いです。それは『子ども理解から実際のアプローチまでの型があること』と『一人一人の実践の中でオリジナルにしていくことの流れ(仕組み)が出来上がっている』からです。だから、札幌以外からも多くのご家族が参加してくださいましたし、必ず参考にできることが見つけられます。
アンケートにも100項目を超えるメッセージが寄られました。ありがとうございます。
オンライン講座では、チャット機能も生かして盛り上がりました!





少しでもお役に立てるように、オンライン相談窓口を開設しました。 道内各地から承りますので、お気軽にお問い合わせください。 https://tasuc.com/online_consultation/
ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。
たすくは自…

アセスメントで課題を整理する

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年に一度のアセスメント たすくには、ご家族と協働する仕組みとして、大きな特徴があります。 それは、アセスメントとカテゴリー10・ポートフォリオです。 今回は、アセスメントのことを、少しだけご紹介しますね。
 私たちは、アセスメントというキーワードを検査とは区別して使い、 あくまでも一人一人を重んじる個体内評価をしていきます。 つまり、本人の療育を進めるにあたり、必要な情報を調べて共有します。
ここでは、同席するご家族と同じ見方に立って、 ご本人を理解することから始めることを最重視します。

5月のたすく札幌は、 普通高校・中学校・特別支援学校に通うメンバーと、
そのご家族と一緒にアセスメントをしました。 それは、一年間の成果としっかり評価するともに、 一人ずつ、一家族ごとに異なるニーズや課題の解決を進める機会でした。

「私は何がしたいんだろう? どうしよう?」その中のあるメンバーは、療育の成果として、 一定の学力をつけるための学習習慣がつきました。
そして、目標設定と評価改善ができるように始めた 思考手帳を書く習慣が身についていました。
学習に取り組むこと(解決すること)の楽しさを感じている1年でしたね。
しかし、同時に、何のために勉強しているんだろう?と、
漠然とした不安が芽生えているようでした。

勤勉性を高めて挑戦したい気持ちが強くなってきた一方、 自信が持てなくて、意見が言えないことに直面してきたのです。  「どうしよう?」

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