困りごとに寄り添うサポート

旭川自閉症親の会で「成長と自立の道すじ」を考える

 毎年42日は、国連の定めた世界自閉症啓発デーであり、
各地で親の会を中心に、理解啓発の活動が企画されます。

去る2月22日、旭川で開かれた学習会にお招きいただきました。
午前にはドンマイの会も開かれていたようで、
旭教大の先生方・学生も参加くださっていました。
地域の支援者と連携して展開されている素晴らしい親の会です。

ライフステージに応じた課題解決に向けて、
『専門機関としての役割』、『行動問題を起こさせない』
『理解が先』、アセスメントの視点』をお伝えしました。

現状と将来の課題がわかれば、一歩ずつ前進できる!



理解啓発は、障害特性を伝えるだけでいいのか?

困っていることを知ってもらうことだけでなく、
家庭や教育現場等での具体的な対応策があることも広く知ってもらいたいが、
その企画は多くはありません。

 発達障害のある子どもの困難さはわかりづらい場合が多く、
「どのような配慮を提供すれば参加しやすくなるか」を理解することが難しいです。
また、本人が自覚したり、自己表明したりする難しさもあります。



正しい理解に基づいて具体的な療育・支援を!

 実際の合理的配慮では、ご家族・ご本人が一方的に配慮を要望するだけなく、
例えば、学習の保障を考える教育現場と共に、
指導上の工夫や合理的配慮の提供などの具体的な行為について、
やりとりすることが要点だと考えています。

しかし、いつ、誰に、何を、どうやって相談すればいいのか?が
共有されないと進展しづらいという現状があります。




困りごとを理解して具体的なサポートを提供する

 子どもたちの現在と将来の課題を把握することで、
明日からの療育につながるサポートを考えることができます。
今回、外部講師として北海道大学安達潤先生をお招きして、
周囲から背景が分かりづらい困難性に対する合理的配慮」をご講演いただきます。

ご家族や支援者と共に、発達障害のある児童生徒の合理的配慮の考え方を深め、
その提供に関わる家族や教育現場の役割を考えていきましょう。

https://www.kokuchpro.com/event/51ee814210d52b12a6000272bb91cf91/


ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。


私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。



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