自分の町でキャリアファンタジーを描く支援ができるか

 過日、旭川で開かれた北海道特別教育学会に参加してきました。
そこで『北海道における多様な学び場におけるキャリア発達支援を考える』と
いうシンポジウムを企画させていただきました。

 子どもたちには、その人生において多様な学び場があります。
この学び場は、子どもの状態や希望に応じて選択できる活動参加の機会であります。
しかし、実際には、地域による違いがあり、資源の差が生じているという現実もあります。そして、療育・教育に携わる関係者は、いずれかの支援機関に所属していることになります。

 私たちの地域には、様々なニーズや状態の子どもたちがいて、相談にきます。
それは、学び場があってもなくてもいらっしゃいます。子どもの育ちを支援し、子どものキャリア発達を支援するには、学びの場(箱物)の有無に関係なく、連続体の中にいる一人一人の発達課題を提供することが大切です。そして、それは各ライフステージにおけるニーズに合ったものである必要があります。その学びを継続することが、確かなキャリアファンタジーを描くことにつながると考えています。

 今回、1522歳のライフステージに対して、大学・高等支援学校・特別支援学校・民間療育機関の教育内容、支援の仕組みを話し合いました。
 北海道では、資源の地域格差は、あって当然。その上で、何をすればいいのか?という教育内容や支援の仕組みを知るための企画にしたのです。コアがわかれば、あとはそのサービスをどうやって実現するのかを考えていくことをすればいいからです。
<話題提供>
・大学における障害学生の支援の実際
・高等支援学校における自立活動のプログラム“セルフプロデュース”
・たすくの意思決定支援のための家族と協働した個別支援
・特別支援学校高等部おける地域協働学習のプログラム(デュアルシステム)



(文責:渡邊)


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たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。


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