春の個別教育相談を開催中

 たすく札幌では、発達が心配なお子さんとそのご家族に向けて、
『個別の教育相談』を定期的に行なっています。

それは、子どもたちの”状態”が一人ずつ異なっているから

子育てにおいて『現状と将来の課題を見立てていく』ことが重要だからです。

特に、早期や思春期の2つの時期がポイントです。

たすく札幌に相談にいらっしゃるお子さんは、

1歳半や3歳検診の頃から、困っていることが顕在化している子もいれば、
知的発達の遅れはなく診断もないけど、何か気になっている子もいます。

ご家族が、”何か違う”という気づきや心配を持っていらっしゃいます。
だから、僕は、その気づきに耳を傾けるようにしています。
そこに本当の困りごとがあるし、ご家族ごとに大変さが違います。

どの相談でも、ご家族からも必ず聞かれることがあります。

それは、こんなことです。
「困っていることを改善してあげたい」
「どうして、困っているの?」
「親として、何をしてあげればいいの?」
「就学に向けて、今からできることは何?」

うちが初めて訪れた専門機関じゃないのに、
なぜ不安が軽減されていないのだろう??
















今週は、加えて、衝撃的なコメントを何度も聞きました。

それは、
「保護者同士の知り合いの場所は紹介されるけど、子どもの状態は教えてくれない」
「何かしてあげたいのに、”焦らずに様子を見てあげて”とだけ言われる」
「個性だから見守ってあげてとは言われるけど、療育して改善しようとは言ってくれない」
という”子育てをしたい”母親の心の声でした。

その母親に応えられていない子育て環境を知ると、

専門家としてはとても悲しいし、悔しい思いを感じました。

しかし、これが母親たちが感じている
発達が心配な子育ての実態なのでしょうし、
今回、教育相談を申し込んでくださった理由なのです。

もしかしたら、まだ他の地域に比較して、

”療育”という言葉がまだまだ認知されていない地域環境なのかもしれない・・・。
でも、療育こそが子どもの成長に不可欠なサービスです。

僕たちにできることを1つずつお届けしよう。

僕たちは、子育てをしたいと強く思うご家族を、全力で応援しよう。
それは「アセスメントで子どもを理解すること」に他なりません。

子どもの困っている状態は、正しい理解に基づく療育で変わります。
子どもは、成長します。
子どもの理解が深まれば、必ず前進します。

今月も、しっかりお子さんとご家族と向かっていこうと決意した4月上旬でした。



□個別相談会の開催予定

①4月20日(土)9時〜12時

②4月27日(土)9時〜12時

③5月6日(祝)9時〜12時

※平日も若干名募集あり
申し込みはこちら↓
http://tasuc.com/school/sapporo/

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