地域での役割を考える

「地域をつなぐ」CBR研究会札幌大会

北海道のCBRの現状と課題を議論する集いを開催しました。
年の瀬でしたが、お陰様で会場は満員。
支援者とご家族が入り混じった熱気ある会になりました。

発達に困りごとのある子どもたち、大人の方をサポートするには、
様々な人やチームが存在します。
すべての機関が揃っている地域もあれば、そろわない地域もあります。
道内は、後者が多いかもしれません。

しかし、町には、その支援状況に関係なく、
知的発達の状態や、ASDの症状の異なる子どもたち・大人の方が、暮らしています。
https://www.facebook.com/events/382861582651376/


支援機関の担うべき役割

私たち支援者・家族は、
発達に困りごとのある子どもに適切なキャリア発達を提供する役割があります。
もし、本来の役割を果たすポジションがないなら、私たちはどうすればいいのか?
役割を、杓子定規に捉えていては、その方々は、こぼれていきます。

つまり、僕たちの地域資源の状況によって、
僕たちの機関の役割が変わるのです。
それが社会的役割というものです。


2019年CBRの話題提供者

今回は次のような話題を共有しました。
・母子保健から進めた発達支援システム
・教育行政から進めた教育支援システム
・障害福祉から進めた地域生活支援システム
・年長さんのご家族と協働した療育と合理的配慮
・中学生のご家族と協働した療育と合理的配慮
・青年期のご家族と協働した療育と合理的配慮
・小学校の通級指導教室の実践
・成人期の外出支援の実践
・成人期の暮らしの支援



参考になる実践ばかりで、勇気をもらいましたが、
「楽しかった」で終わらせず、具体的に行動を起こせるように関わり続けていきたいと思います。

たすく札幌の役割は、何か?

◉正しい子ども理解を深めるアセスメントを実施すること
◉アセスメントの結果を、すべての支援者につなぎ子どもの育ちを支援すること
◉ご本人(子ども)の意思決定する力をつけて、自分を守れるように育てること
◉ご家族の子育てする力をつけて、ご家族の子育てを実現すること


【お知らせ】

Ⅰ.2020年度  早期発達支援プログラムの参加者募集

 2020年度(令和2年度)のプログラム参加者を募集します。
幼稚園・保育園との平行通園、未就園児のご利用も可能で、
平日3名ずつの新規募集となります。
 発達支援について専門的なサポートをお求めのご家族や
協働して就学指導を進めていきたいとお考えのご家族は、
ぜひお問い合わせください。
 <対象>就学前の幼児
 <事前相談>1月9日・16日・23日(木曜)
 <入会面接>2月1日(土曜)・2月2日(日曜)

Ⅱ.2020年度  たすく札幌の新入会者募集

 2020年度(令和2年度)の新入会者を募集します。
子どもを理解するための「アセスメント」及び「個人別の療育」、ご家族支援のための「各種研修」を行うことができます。
 <対象>小学生以下…10名中学生…若干名
 <事前相談>1月9日・16日・23日(木曜)
 <入会面接>2月1日(土曜)・2月2日(日曜)


(文責:渡邊)


ずっと一緒だよ!一貫性と継続性のある支援を!

たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。


私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。




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