2018年10月19日金曜日

一人ひとりに応じた構造化とは

アセスメントをとおした『理解』が先
~構造化を基本とする支援〜

 発達障がいのある人の支援は、日々の生きづらさや上手くいかない背景にある
特性、特徴、性格(学習スタイル)を、アセスメントをとおして理解して、
その学習スタイルが活かせる環境調整(構造化)を行うことからは始めます。

 つまり、定期的なアセスメントによる理解が先で、次に環境調整(構造化)、
続けて学習を支える学び(JsKepアプローチ)を基本とする
一人一人に応じた療育・教育を進めます。

 特に環境調整(構造化)は、療育・教育という「挑戦」への体制づくりだから、
ASDなどの発達障がいのある人の支援をスタートする者にとって、最も重視すべき内容であり、
常に学び続けなくてはならないテーマだと考えています。



 構造化は、全体の文脈から、必要な部分だけに注目することが難しいASDの人に、
聴覚情報処理よりも、視覚的情報処理の方が強いという特性を生かして、
周りの世界の意味をわかりやすく伝える方法です。

 一人一人の特性に応じて、環境を修正することは、
子どもたちにとって、「予測可能」で「混乱の少ない」環境を作り上げることになり、
行動問題を最小限に抑えることができます。



 つまり、構造化とは、その場の状況に最も適切な意味と見通しを明確に伝えることです。
場面に構造が無いから構造を作るということではなく、
ASDのある人が捉えている構造(意味と見通し)が,周囲の人たちが捉えている構造とは
ずれている場合に,「この場面ではこういう構造をくみ取って欲しい」ということを,
ASDのある人に伝える方法が、構造化(明確化),特に視覚的構造(明確)化だと考えます。

 だから、一人一人の捉え方を理解することが欠かせないのです。
正しく理解することから、全ては始まります。
アセスメントや定期的な評価改善の仕組みによって、
適応力と機能的なスキルの習得を目指していきます。





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