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意思決定支援と経済的サポート

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子どもの意思決定を支援する!! 7月27日土曜日に、第2回困り感に寄り添うためのサポートのための保護者研修会を開催しました。 今回のテーマは、『学齢期から備える意思決定支援と経済的サポート』です。 オープニング1 オープニング2 意思決定支援と経済的サポート 上田 健介 さんから「障がいのある子への成年後見制度の活用のポイント」として、 成年後見を中心に、子どもの将来を守るために親ができることは何か?を分かりやすくお話しくださいました。 次に、TASUCの  渡邊 倫 から「子どもの意思決定する力を育むポイント」として、 あなたは、何がしたいのか?に答えられる力の育てるポイントをお話ししました。 資金を守っても、希望が表明されなければ、有効に活用できません。 一見、離れたテーマのようですが、2つの話が融合して良い学びがありました。 7.26を風化させてはいけない 研修会の前日は『7.26』。 皆さんもご存知のとおり、3年前に凄惨な事件があった日です。 しかも、札幌では、前週に在宅介護サービスを受けて地域生活を送っている方が 介護者に殺害される事件も起きています。 入所生活でも、地域生活でも、事件が起こされている…。痛ましい。 一体、子どもたちはどうやって生きればいいのか? 私たちは、どのような生き様ができるようにサポートすればいいのか? それを語る1日であるはずなのに、 街は静かで『7.26』のことなど話題に上がりません。 どこか遠い外国で起きた事件かのようです。 確かに、遠い神奈川での事件です。 しかし、北海道は、数多くの入所施設や共同生活援助など障害福祉サービスがあり、 他人事ではありません。境遇は十分に理解できるはずです。 子どもの将来を本気で考えて、今に接している私たちは、 一人一人の生き方をご家族と一緒に考えて、実現できるように 子も、親も、支援者も力をつけていく仕組みづくりを続けます。 もし、リアルに子どもの将来を考えることが難しかったり、 子どもの育ちをイメージすることが難

夏、8月入会生を募集します

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個別療育で子どもたちの未来を拓く お子さんへの療育は、リスクを予測し、備えていくことが大切です。 今夏、子どもたちの可能性を伸ばし、自立させたいと願っているご家族を 下記のとおりに募集いたします。 お気軽にお問い合わせください。 【募集対象】(1) 幼児・小学生  10 名       (2) 中・高校生  若干名 【個別相談】 7 月 30 日~ 8 月 10 日(個別予約) 【最終面接】 8 月 24 ・ 25 日、 9 月 1 ・ 2 日(個別) ご家族を中心にした子育てを!  私たちや学校関係者など療育・教育・支援機関が、特別な教育的ニーズのある子どもや大人の方を支援するとき、必ず、計画ー実行ー評価を行います。それは、「個別の支援計画」を軸にして、一貫性と継続性のある支援を目指すものです。  昨年度、文科省及び厚労省による「家庭と教育と福祉の連携 “ トライアングル ” プロジェクト」の報告がありました。そして、障がいのある子どもが切れ目なく支援が受けられるよう、各学校で作成する個別の教育支援計画について、連携推進を行うために省令の改正がされました。それは、昨今の子どもたちの教育環境の変化に対応するものです。  背景には、過去、学校中心だった子どもの生活の場が、学校と放課後等デイサービス事業所の二拠点(複数箇所)に広がったことがあります。そして、この教育環境の変化に対して『教育と福祉の連携』と『保護者支援を推進するための具合的方策』を、個別の支援計画の活用促進を軸にして対応していこうと見直しが進みました。  とてもよい仕組みですが、子どもたちを支援する機関は、ほとんどが有期限です。それは仕方のないことですが、誰が『子どもの育ち』を生涯にわたって舵取りしていくのでしょうか。私たちは、ご家族を中心にした子育てを全力で応援していきます。 だから、ご家族と協働して、子どもを理解し、療育を進めていきます。 ずっと一緒だよ! 一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,

就学や学校生活での心配ごと

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就学相談が本格的に始まる  夏から秋にかけて、進学・就学に向けた準備が本格化します。  例えば、就学を控える 幼児 さんは、市教委の就学相談を受けたり、候補になる学校見学をしたりします。 中高校生 は、オープンキャンパスに参加してみたり、自己決定するための情報整理をしたりします。 そしてもう1つ、1学期をなんとか乗り越えてきた 子ども たちのご家族が、状態の変化や支援体制の再構築のために動き出しています。 特別支援学級・通級の在籍児は約19,300人  「平成30年特別支援教育(北海道教育委員会)」によると、北海道の特別支援学級の所属者は13,900名、通級の所属者は5,400名です。しかし、この数字には、通常級・幼稚園・保育園は含まれていません。どんどん増え続ける特別な支援を要する子ども。 就学・進学・進級に向けた心配事にお応えできているのでしょうか? また、どれだけの不安をお持ちなのだろうか?と考えてしまいます。 現状および将来に対する不安に答える  たすくメンバーは、幼児期から青年期まで幅広く、それぞれの年代に応じた学校などに通っています。たすく札幌では、すべてのメンバーに、就学・進学・進級に対するサポートを日常的に行っています。それは、「現在の課題と将来への不安」への対応が、ご家族にとって負担となる内容だからです。ご家族のメンタルヘルスケアの視点からも、重要なテーマだと認識しています。  たすく札幌では、ちょうど6月の運動会が終わった頃から、教育相談のニーズが寄せられています。いつも話題にすることは、『大人が困っていること』と『子どもが困っていること』は、同じではないと言うことです。  子どもの育ちを支援するためには、まず子どもの困り感をよく観察して、理解に基づく対応をしていくことです。つまり、 リスクに備えて予防する 。 夏季・個別の教育相談を行います  7月は予約はいっぱいなのですが、下旬から8月にかけて、ご相談日を設定します。 ぜひ、お子さんの困り感に気づかれているご家族の就学・進学などの相談にお越しください。 期間:7月30日〜8月10日 時間:① 15時〜16時 ①16時半〜17時半  ずっと一緒だよ! 一

我が家のターニングポイント

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子どもの育ちを支援する  先週末、困り感に寄り添うサポートのための保護者向け研修会を開始しました。 それは、『子どもの育ち』を支援するために、ご 家族や支援者が今何をすればいいのか?を知ったり、振り返ったりするための会です。 札幌市だけでなく近郊からも集まっていただき感謝いたします。  まず、渡邊からの趣旨説明と、「ライフステージに応じた生涯学習」を話題提供させていただきました。 各年代における主な課題と、それに対応するための学びについて、具体的にお伝えしました。 息子/娘、我が家のターニングポイント  次に、貴志さんから、ご家族の3つのターニングポイントを伺いました。 印象に残っているのは、「私は母なので、彼を支援しない選択肢はない。 だから、一生懸命に理解することを決めた」という早期の頃を回想した際の言葉です。 具体的に、早期に療育姿勢を学べたこと、軸となる専門家の存在が心強かったこと、 自立通学へのチャレンジが紹介されました。  続けて、古畑さんのターニングポイントでは、 お姉ちゃん本人と行ったPAT Hの取り組み、 妹さんの高校進学とその意思決定についてお話しいただきました。 公的なサービスだけでなく、必要なサービスを探したり創ったりすることへの思いも語られました。 娘さんたちが岐路に立った時、「意思決定をさせることは不安がたくさん。 でも自分で決められることの方が彼女が後悔しないと思う」という母の言葉に、 子育て感を強く感じました。 お二方には療育方法や経過ではなく、今回は 『子育てに対する価値観・療育感』を赤裸々に語っていただきました。 私たちは、これからもアセスメントに基づく地域に根ざした支援体制づくりを、 ご家族と協働してコツコツと進めていきます。 お子さんの困り感にお気づきになったら、いつでもご相談ください。 オープニングスライド1 オープニングスライド2 講師陣と ✨7月個別相談を受け付け中 (土曜日曜・残り僅か) ずっと一緒だよ! 一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

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