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札幌の熱意ある支援者がつながる

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札幌で凸凹研究会が始まる  過日6月21日金曜日、札幌市某所。 今季1回目となる 『凸凹 研究会 』を開催しました。 チャレンジドの教材教具や教示方法を みんなで開発する 凸凹 研究会。  この会は、チャレンジドの療育・支援に携わる仲間同士がつながり、 地域に根付いた支援体制を構築する一助になることを目指しています。 具体的な活動としては、支援者が集って、現場で工夫している教材や、 解決しようとしている課題に対し、熱意ある仲間たちとアイディアを出しあい、 仲間たちの問題解決の後押しをしていきます。 定員上限まであと2名の参加者  開催間近のご案内だったにも関わらず、38名も仲間が集まってくれました。 その方々は、幼稚園・特別支援学校・小学校の特別支援学級・聾学校・高等支援学校の先生方、作業療法士・心理士などの専門職、GH・行動援護・移動支援などの支援スタッフ、保護者でした。 燃える2名の支援者からの問題提起 今回は、お二人の話題提供をいただきました。 若く、熱い、二人の女性の支援者から、2つの問題提起をいただきました。 ▪️多くのASDの方が困っているのに、見逃されてやすい感覚の問題。  だから聴覚過敏以外の分かってもらいにくい困りごとを見える化したい。  どのような行動が観察される? ▪️ コミュニケーションは、人に伝えたいという動機づけが大事。  しかし、現場では質問して返答させたり、報告させたりすることが目立つ。  もっと本人から話しかけたい!と思ってくれる自然なネタがほしい。 プレゼンテーションを受けて、活発な意見交換がされました。 ありがとうございます!楽しかった! 次回は、8月23日(金)です。乞うご期待。 ちなみに、 12月28日(土)第1回CBR研究会in 札幌 を開催します。 会場は、かでる2.7です。 ご予定を空けておいてくださいね。 ✨7月の個別相談を受け付け中 ずっと一緒だよ! 一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学

ご家族が大切にしているアセスメント

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アセスメントに感じてくださる価値 たすく札幌では、ご家族と一緒にアセスメントを行います。 それは、お子さんの現在の力を把握することに加えて、 将来の豊かな生活を実現するための 具体的なスモールステップを明らかにすることが目的です。 先日も、 10 代後半のメンバーとご家族とのアセスメントを行なったところです。 彼女は、本人の意思を反映した夢とその目標管理を立てることが 課題の1つになっていましたので、年度末に 本人とご家族と一緒に PATH を作成していました。 そのプロセスを経て、これからの課題設定を行う機会となりました。 考える力をつける 将来のことを予測できないと不安になったり、 何を目的にすればいいか知らないと 動機づけが高まらないのは当たり前です。 学習に対する動機づけを高めるために、 自分の計画、実行、評価(振り返り)を考えることが大切にします。 しかし、自分で「考える」ことは不可かがかかりますし、 思ったことを正確に伝えることが難しいこともあります。 だから、認知の特性を生かしながらじっくりとやりとりすることが必要です。 これから1年間の目標が決まりました。 言語技術教育と論理力の向上を目指して、ご家族と一緒に取り組んでいきます。 ✨7月の個別相談を受け付け中 ずっと一緒だよ! 一貫性と継続性のある支援を! たすくグループは発達障害の専門家集団です。 一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。 たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。 私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。 お子様の困り感に寄り添い、一つひとつスモールステップを踏みながら、一貫性と継続性のある支援を一生涯をとおして行っていく基盤をご用意しています。

一人で帰宅する力をつける

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QOLを高める たすく札幌では、一人一人のお子さんの自立を目指しています。 そのために、学校生活をはじめ、地域や家庭場面など 社会生活全般での生活力を身につけることを大切にしています。 それが、ご本人の QOL の向上や将来の就労支援の重点要素だと考えているからです。 その機能的な目標の 1 つは、「一人で移動する力」を伸ばすことです。 私は、函館での学生時代と初任時代から、ご家族と協働して、 移動する力を伸ばすことを教えられてきました。 全盲の子供、弱視の子供、 ASD 、ダウン症、知的障害の子どもたちと 一緒に、年齢やルートに応じて挑戦してきました。 door-to-doorが当たり前? しかし、私が 12 年ぶりに北海道に戻ってきて、札幌でみた光景は、 玄関先までの車移動が当たり前になっている現実でした。 青年期を支援している専門家の方々からも、 10 年後、今の子どもたちが大人になった時に どれだけ地域で生活する力をつけているのか?心配する声を聞きます。 知的障がいのある ASD の方は、日常生活の移動において 「スクールバス」や「ガイドヘルパー」「送迎サービス」等を 利用するケースが多いです。私は、それらを利用して移動できることも 大切なスキルの1つだと思います。 しかし、近所の店や実習先や職場などへ移動する力を備えないまま、 高等部の卒業を迎えているという現実も忘れてはいけません。 そして、その力が十分でないことを理由に、 就労にチャレンジできなかったり, 参加できる活動が制限されたりしている事実があります。 未学習だったり、学習時間が少し足りなかったりするのです。 だから、ゴールから考えた目標設定と、 計画的な学習経験が欠かせないと思うのです。 一朝一夕では身につかない(完成しない)大切なスキルだからこそ、 各ライフステージでサポートに関わる全員が 『ご本人の QOL の向上や将来の就労支援の重点要素』を考えて、 繋ぎながら学習を継続して、習得してもらいたい。 いつから練習したらいい?

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