一人で帰宅する力をつける

QOLを高める
たすく札幌では、一人一人のお子さんの自立を目指しています。
そのために、学校生活をはじめ、地域や家庭場面など
社会生活全般での生活力を身につけることを大切にしています。
それが、ご本人のQOLの向上や将来の就労支援の重点要素だと考えているからです。

その機能的な目標の1つは、「一人で移動する力」を伸ばすことです。
私は、函館での学生時代と初任時代から、ご家族と協働して、
移動する力を伸ばすことを教えられてきました。
全盲の子供、弱視の子供、ASD、ダウン症、知的障害の子どもたちと
一緒に、年齢やルートに応じて挑戦してきました。


door-to-doorが当たり前?
しかし、私が12年ぶりに北海道に戻ってきて、札幌でみた光景は、
玄関先までの車移動が当たり前になっている現実でした。
青年期を支援している専門家の方々からも、
10年後、今の子どもたちが大人になった時に
どれだけ地域で生活する力をつけているのか?心配する声を聞きます。

知的障がいのあるASDの方は、日常生活の移動において
「スクールバス」や「ガイドヘルパー」「送迎サービス」等を
利用するケースが多いです。私は、それらを利用して移動できることも
大切なスキルの1つだと思います。
















しかし、近所の店や実習先や職場などへ移動する力を備えないまま、
高等部の卒業を迎えているという現実も忘れてはいけません。
そして、その力が十分でないことを理由に、
就労にチャレンジできなかったり,
参加できる活動が制限されたりしている事実があります。
未学習だったり、学習時間が少し足りなかったりするのです。


だから、ゴールから考えた目標設定と、
計画的な学習経験が欠かせないと思うのです。
一朝一夕では身につかない(完成しない)大切なスキルだからこそ、
各ライフステージでサポートに関わる全員が
『ご本人のQOLの向上や将来の就労支援の重点要素』を考えて、
繋ぎながら学習を継続して、習得してもらいたい。

いつから練習したらいい?













たすく札幌でも、移動移動を始めます。
それは、初めに最寄り駅・バス停からの徒歩、
次にバス・電車などの公共交通機関の利用、公共マナーを守る等を段階的な指導の展開です。






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たすくグループは発達障害の専門家集団です。
一人ひとりのお子様に応じて理解し,それぞれに最適な療育方法をご提案します。

たすくは自閉症,アスペルガー,ADHD,LD(学習障害)など幅広い発達障害の療育に携わり,10年の歴史がある療育専門機関です。


私たちは、一年に一度、ご家族とスタッフが一堂に会するアセスメントを軸として、共に未来に向けた療育プログラムを作成し、ご提案いたします。

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