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一人ひとりに応じた構造化とは

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アセスメントをとおした『理解』が先 ~構造化を基本とする支援〜  発達障がいのある人の支援は、日々の生きづらさや上手くいかない背景にある 特性、特徴、性格(学習スタイル)を、アセスメントをとおして理解して、 その学習スタイルが活かせる環境調整(構造化)を行うことからは始めます。  つまり、定期的なアセスメントによる理解が先で、次に環境調整(構造化)、 続けて学習を支える学び( J ☆ sKep アプローチ)を基本とする 一人一人に応じた療育・教育を進めます。  特に環境調整(構造化)は、療育・教育という「挑戦」への体制づくりだから、 ASD などの発達障がいのある人の支援をスタートする者にとって、最も重視すべき内容であり、 常に学び続けなくてはならないテーマだと考えています。  構造化は、全体の文脈から、必要な部分だけに注目することが難しい ASD の人に、 聴覚情報処理よりも、視覚的情報処理の方が強いという特性を生かして、 周りの世界の意味をわかりやすく伝える方法です。  一人一人の特性に応じて、環境を修正することは、 子どもたちにとって、「予測可能」で「混乱の少ない」環境を作り上げることになり、 行動問題を最小限に抑えることができます。  つまり、構造化とは、その場の状況に最も適切な意味と見通しを明確に伝えることです。 場面に構造が無いから構造を作るということではなく、 ASD のある人が捉えている構造(意味と見通し)が,周囲の人たちが捉えている構造とは ずれている場合に,「この場面ではこういう構造をくみ取って欲しい」ということを, ASD のある人に伝える方法が、構造化(明確化),特に視覚的構造(明確)化だと考えます。  だから、一人一人の捉え方を理解することが欠かせないのです。 正しく理解することから、全ては始まります。 アセスメントや定期的な評価改善の仕組みによって、 適応力と機能的なスキルの習得を目指していきます。 たすくグループ info@tasuc.com 0467-23-2156

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